妖艶なミコ

ソマリ

[猫]我が家のソマリ、ミコが溶血性貧血と診断されて1年経ち

2019年1月、普段と違い呼吸が早く「おかしい」と気づいてから、自己免疫性溶血性貧血と診断された、我が家のソマリ、ミコ。

過去にも記事として記し、今現在の治療状況等について記事にしたいと思います。

過去の記事が気になる方はこちらから御覧ください。

改めて、簡易的に説明させていただきますと、我が家の猫はソマリという品種になります。

ブリーダーさんから譲り受けたソマリのミコですが、ソマリという品種は血液系の病気に掛かりやすいと言われています。

ミコが掛かった病気も自己免疫性溶血性貧血と血液系の病気になります。

今回は前回の記事からの治療結果についてお話します。

我が家のソマリ、ミコの現在

ミコ、カゴの中で寝る

結論から言いますと、血液検査ではほぼほぼ正常値に近い数値を維持することに成功しています。

実際の血液検査による、結果を時系列に並べます。

自己免疫性溶血性貧血が起きてからの血液検査

血液検査2019年1月16日

平均値から外れている箇所が多々あります。

詳しい内容は私自身、分かりません。ですが、とてもいい状況には見られませんよね。

翌日にセカンド・オピニオンを受けて本当に正解でした。あのまま様子見してたら、多分今頃…って考えるとゾッとします。

血液検査1歳8ヶ月

血液検査1歳9ヶ月

血液検査1歳10ヶ月

ここまでが、最後に掲載した記事までに調べた血液検査の内容となります。

このときは脾臓の摘出を視野に入れ、今後のミコの体調などを考えてどうするか考えていた時期になります。

そして、1つの選択を考えました。一番初めに処方された薬を試すという方法です。

その薬の名前はプレドニゾロンという薬になります。

当初、ミコが自己免疫性溶血性貧血と診断され処方されたこの薬ですが、獣医さん曰く「とにかく苦いから飲むのが難しいかもしれない」と言われました。

二人がかりで錠剤の片割れを投与しようと奮闘しましたが、案の定失敗しました。

その後、1週間ほどは獣医さんがミコのために、休日関わらず点滴と薬の直投与を行ってくれました。今でも感謝しています。

このとき失敗したこのプレドニゾロンは一旦使用をやめ、別のステロイド薬を試すことになり、2019年の10月まではその薬とアトピカという液剤を投与していました。

しかしながら、現状維持が精一杯であり、それ以上の改善が見られませんでした。

そんなときに、改めて投薬候補として出てきたのがプレドニゾロンでした。

ここから先のデータは薬をプレドニゾロンに変更してからのデータとなります。

血液検査2歳1ヶ月

血液検査2歳2ヶ月

血液検査2歳3ヶ月

2月の検査では数値がほぼほぼ平均値となり、健康優良猫になるまで回復しました!

徐々に数値が伸びていくにつれて、薬の量を減らしていったのですが、先月は少し下がってしまったので、2月に投薬していた量まで戻しました。

今週土曜日の結果がどうなるか気になるところです。

薬を変えた結果、ここまで効果が出るとは思いませんでした。しかし、このプレドニゾロンも万能というわけではなく、副作用があります。

その辺りの詳しい副作用はこちらのサイト等で確認されると良いかもしれません。

ガーデン動物病院-プレドニゾロン(ステロイド、副腎皮質ホルモン)という薬について-

薬をプレドニゾロンに変更してから

先に断っておきますと、必ずしもプレドニゾロンが効くという訳ではないでしょう。

しかし、我が家のソマリ、ミコにはこの薬が効果的だったようです。

薬を変更し、血液検査の結果も良くなってきたから色々と変化がありました。

脾臓の腫れが治まった

これは私自身もびっくりしたのですが、ふと身体を触ってチェックしていると、左のお腹辺りに以前はポコッとした部分があったけど、今はない。

獣医さんに触診してもらって「脾臓の腫れが治まってる」と言われました。

去年の10月頃には脾臓摘出とか話してたのが嘘のようだと感じました。

体温が猫の平均値に戻った

昨年の10月までは、毎回診察してもらうたびに40度前後の体温でした。

薬を投与しても中々下がらず、どうしたものかと獣医さん共々、頭を抱えてたのですが、最近は診察に行っても大体38度から39度内の平均体温となりました。

下痢が治まった

実はミコの下痢が中々治まらない時期がありました。

餌を変えたわけでもなく、突然下痢になりはじめたのはなぜか…、と頭を悩ませていましたが、これの原因は一緒に投与していたアトピカが原因でした。

アトピカ自身、自己免疫性溶血性貧血という病気で改善例もあり、ちゃんとした薬ではあるのですが、ミコには合わなかったのかもしれません。

3ヶ月ほどアトピカを投与しても症状の改善が見られなくなったため、使用を取りやめてもいいかと獣医さんと相談して、アトピカの使用を取りやめたら下痢がピタッと止まりました。

成猫らしくなった

老猫なら一日中落ち着いて…、ということもあるでしょうが、ミコはまだ2歳。

やはり若い猫だからこそ、活発的であったりすると思いますが、貧血気味のときはほとんど動きませんでした。

血液検査で状態が良くなってからは、よく遊び、よく寝て、よくやんちゃをすると言った、病気になる前の状態に戻りました。

布団の中で休むミコ

また、熱も平熱まで戻ったおかげか、冬の寒い時期に玄関やフローリングで寝たりすることはなくなり、今は座布団や布団の中で眠ることが増えました。

あとがき

先月の数値は2月に比べて下がる結果となったため、今月の血液検査が少々気になるところですが、全体的にミコが元気になってくれて本当に良かったと思います。

自己免疫性溶血性貧血とは長い付き合いになりますので、今後も状態把握はしっかりして、ミコが元気でいられるようにしないと!って思います。

しかし、一番初めに投薬に失敗した薬を現在は続けて飲めるようになったの?って思いますよね。

その答えはこの記事で書いた投薬方法で行っています。

終わってから、ご褒美のちゅ~るをあげているおかげか、今では薬をねだるほどになりました。ちゅ~るの威力恐ろしい。

猫によって個人差は必ずしもあると思いますが、我が家のソマリ、ミコは現在プレドニゾロンで症状がだいぶ改善されたとだけは言えます。

もし、ミコみたいに自己免疫性溶血性貧血になって、どうしたら良いかって人の助けになれれれば幸いです。

今回書いているときに聴いていた曲

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